肩こり、腰痛などに悩んでいる人の中には、
歯のかみ合わせの悪さが原因の場合もあります。
歯のかみ合わせの悪さが、体のバランスを崩し、その影響が全身に及ぶことがあります。
歯並びの矯正や抜歯をするときにも、かみ合わせが悪くならないように注意する必要があります。
東京都中野区の林市歯科医院の林医師は
「歯を治療するには削ったり、詰めたりするだけでなく、かむという一連の動作をみてかみ合わせを調べる必要がある」とおっしゃっているそうです。
★ガムでチェックしてみましょう
ガムを普通に数分かんでみてください。
左右の奥歯を均等に使ってかんでいれば、ほぼ正常です。
ガムをかむ回数がどちらの奥歯に偏っている人は、
かみ合わせが悪い可能性が高いといえます。
あごに痛みを伴う場合などは治療が必要です。
歯のかみ合わせが悪いと、肩こり、腰痛などの全身の症状が出てくる場合があります。
例えば、虫歯の痛みなどで左側ばかり使うとします。
そうすると、左側の口を動かす筋肉が発達します。
左でかみ続けると、あごの左側が引っ張られ、頭は左側に傾いてきます。
すると体は頭のバランスを保とうとして、右側の頭を支える筋肉を強く働かせることになり、
首や肩、背中に痛みやこりが生じ、背骨のゆがみや腰痛、ひざ痛なども生じる場合もあるようです。
★かむ時に使う筋肉のマッサージをしましょう。
両手をほおに当てて奥歯を強くかむとピクッと動く筋肉を手でマッサージしましょう。
自分がかみしめているなと気づいたらマッサージしましょう。
★かみ合わせの悪さを改善する方法
・割りばしを軽く唇ではさみます。
(割りばしは口にのせるだけで、かんではいけません)
・割りばしをはさんだまま、おあむけに寝て全身の力を抜きます。
(畳やカーペットなど比較的硬いところに約30分寝る)
・急に立ち上がらず、体を十分にほぐしながら立ち上がります。
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